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「007」シリーズのメインテーマである『ジェームズ・ボンドのテーマ』は、1962年の最初の映画作品「007は殺しの番号(Dr.No)」から使用されている。最近ではフィギュア・スケートのキム・ヨナがショート・プログラムでジェームズ・ボンド・メドレーを使用していたのが記憶に新しい。007シリーズの音楽はジョン・バリーが手掛けているが、この『ジェームズ・ボンドのテーマ』に関しては少し話がややこしくなっている。はじめモンティ・ノーマンが書いたこのテーマは、映画プロデューサーに気に入られなかったため、映画の音楽監督を務めていたジョン・バリーが書き直し、彼の楽団によって仕上げられた。そのことから後年、この曲はジョン・バリーが手掛けたものとされたが、モンティ・ノーマンはこれに反発、著作権に関する訴訟問題にまで発展している。裁判は2001年に結審し、モンティ・ノーマンの主張が全面的に認められることとなった。このテーマ音楽とともに有名なのが、オープニングで使用される映像、いわゆる「Gun barrel sequence(ガン・バレル・シークエンス)」である。銃口の中から覗き込んだようなアングルで、銃口がジェームズ・ボンドを狙うが、逆に撃たれてしまい、スクリーンが血に染まる。緊張感あふれるテーマ音楽と相まって、007シリーズの名物シーンとなっている。
※→スマートフォンでサンプル楽譜が文字化けする不具合について ※→Windows Vistaで試聴音源が聴けない不具合について